健康のための運動

スイミング以外のプログラムとしては、トレーニングジムでの筋力トレーニングストレッチ体の気になる部分の状態を改善するための運動などをすることができます。また、スタジオではエアロビクスヨガピラティス太極拳気功格闘技ダンスなど、興味や関心に応じたさまざまなプログラムが設けられています。多くの場合は、初めてこれらの動きに触れる人から上級者まで、レベルの違うプログラムが設定されており、自分の状態に合わせて無理なく運動ができる環境が整えられています。

フィットネスクラブでの運動の目的は「鍛えること、強くなること」だけではないのが大きな特徴といえるでしょう。また、専門的な知識の豊富なインストラクターの指導を受けることができるため、自分自身では気がつかない自分の体の特徴を見極め、弱い部分を強化し、得意な部分を伸ばせるようなプログラムが組めるのもフィットネスクラブの利点であるといえるでしょう。

フィットネスクラブは、より健康な体になること、健康な状態を保つことを目的として通うところです。必ずしも体力に恵まれていなくても、自分の状況に応じて無理のないプログラムを選ぶことが可能です。運動が得意な人だけが通うところではないので、健康に不安を感じたり、運動の機会が少ないことが気になったりしたら、気軽にフィットネスクラブの見学やレッスンの体験をしてみてはいかがでしょうか。

プールでのプログラム

先に述べたように、フィットネスクラブといわゆる「スポーツジム」の違いは室内プールがあることです。もう1つの施設であるスタジオも含めた3者のうち、プールだけにある特色が「水」の存在です。もちろん、運動としては泳ぐことにも力が入れられており、泳法やレベルによって多くのプログラムが設定されています。クラブによっては専用のプールでダイビングのレッスンを受けることも可能です。海に行かなくてもダイビング体験ができるのは、フィットネスクラブならではの特徴といえるでしょう。

しかし、フィットネスクラブのプールでのプログラムを特徴づけるのは、「泳ぐ」こと以外の形での運動でしょう。プールに入ることを想定すると誰もが思い浮かぶ通り、水中での動きは陸上とは異なる部分が多くあります。水の中を歩く、走るなど、ごく簡単な動きであっても、浮力によって筋肉や関節への負担が小さい状況で運動を行うことができ、水圧を利用して陸上とは違う刺激を与えることも可能です。このため、年齢や体力に合わせて無理のない全身運動を行うことができることから、プールで行うエクササイズはより広い年代に人気のあるプログラムになっています。

この他にも、クラブによっては水中でのダンスや格闘技、有酸素運動など、目的に合わせたさまざまなプログラムを選ぶことができます。変わったところでは、浮き具を使って水の上に浮かぶというプログラムもあり、全身の筋肉を刺激しながらリラックスできる、プールならではの運動であるといえます。

関連リンク〔フィットネスクラブのプールエクササイズ

フィットネスクラブとは

フィットネスクラブというと、何をするところだと思われるでしょうか。「フィットネス」とは肉体的に望ましい状態、およびその状態になるために行う運動を指すので、フィットネスクラブはそのための運動を行う場所であるといえます。そもそもはアメリカで誕生した施設ですが、日本では1970年代から作られるようになり、1980年代にはバブル経済の後押しもあって多くの企業が参入しました。バブルの崩壊により、規模の小さい事業者が大手に買収されるなどの統合を経て一時的に減少しましたが、現在は健康志向やアンチエイジング、メタボリック症候群への関心の高まりもあり、事業者は再び増加の傾向にあります。

ところで、運動をするための場所としては、スポーツジムやトレーニングジムと呼ばれる施設もあります。経済産業省による定義を参照すると、フィットネスクラブは「室内プール、トレーニングジム、スタジオなどの運動施設を有し」「インストラクター、トレーナーなどの指導員を配置し」「会員にスポーツ、体力向上などの個人指導を行う」事業所とされます。スポーツジムやトレーニングジムは「筋肉を鍛えるための機器や道具などが置いてある、屋内型の運動施設」を指すとされているため、両社の大きな違いは室内プールの有無であることが分かります。

ここでは、フィットネスクラブではどのようなことができるかについて、スポーツジムにはない特色であるプールでのプログラムを中心にご紹介します。